今回届いたブケ類の中にアウローラと思われる大型の個体が混ざっていました。
葉脈が突出して葉表にはびっしりと銀粉が出ています。
花はトンガリ型でアキレスと同じです。
ハイブリッド(自然雑交)でしょうか?
2012年8月26日日曜日
Buce. sp. "Sanggau 6"
sp. "Sanggau 6" のサンプルが少し届きました。
サンガウの6番目の産地で、知りうる限りではもっとも西に位置しています。
葉は厚く丸みを帯びています。
連続変異を見ていくのが好きなのでファームでの変化が楽しみです。
いつものように半年ほど水上栽培で様子を見ます。
サンガウの6番目の産地で、知りうる限りではもっとも西に位置しています。
葉は厚く丸みを帯びています。
連続変異を見ていくのが好きなのでファームでの変化が楽しみです。
いつものように半年ほど水上栽培で様子を見ます。
Buce. sp. "Achilles" var : Black Leaf and etc.
2012年8月24日金曜日
We're in the wonderland !
sp."アウローラ"の葉が木漏れ日を反射している素晴らしい光景に出会いました。
We've encountered a wonderful sight ! that sp."Aurora" leaves are shining on sunlight reaching through the forest trees.
左からsp."アウローラ",sp."アキレス"と比較用の緑のコケを写してみました。
Photo: Comparing green moss to sp."Aurora", and sp."Achilles".
Buce. sp . "Achilles" Habitat
sp. "アキレス"はかなり特異な種類ですので、 もう少し写真を追加しておきます。
上3枚は乾燥した場所の個体です。
広葉で葉先が丸いものと尖ったものが見られました。
新葉はビロード発色すると思いますが、自生地では確認していません。
葉茎の長いスプーン状のホマロメナ属のような個体も少し採取しました。
どの位黒いか?などあまり重要ではありませんが(笑い)、見た限りでは流れから離れた個体群ほど葉は丸みを帯び青黒いものや濃緑が多いです。
左2枚は流れに近いもので、葉は細くなり尖っています。
一緒に写っているコケ類の緑色と比較してみてください。
これが見た目では一番黒い個体ですが、その 艶の無い葉表は余計目立ちます。
黒葉の個体はピンクの葉茎との相性が良くとても美しいです。
この山全体が花崗岩なので、裾野の岩の瓦礫の上を歩きました。木が密生していますが、大木は数えるほどしか生えていません。
下界とのコンタクトが無い吹き矢を使うという先住民には遭えませんでしたが、案内人は常に彼らに見られている筈だと言っていました。
下界に降りてこないのは、とても臆病な民族だからだと説明を受けました。
私たちは猟銃も蛮刀さえも持たずに分け入りました。 彼らに会って話でもできたら等と思っていましたが、付近の住民でさえも言葉が通じないそうです。
左は沢に下りている途中です。
山裾には大木は無く明るいのですが、獣道もありませんでした。
下は乾季の渓流の様子です。上流に向かうにつれて岩が大きくなり、場所によっては水量も増えます。
Buce. sp. "Achilles" Detail
"Achilles"の詳細です。今まで見てきたどの種類にも当てはまりません。
全てが新種であることを示しています。
新葉は微妙な赤緑、濃いピンクの花など観賞価値が高いです。
雄蕊は真横から見ると三角形でかなり特異な形状です。
自生地の下流付近です。
この山全体が花崗岩で、頂上付近は岩肌が露出しています。
Buce. sp "Aurora" Detail
上は水上、下は水面に在った個体群です。
いずれもかなり濃い密度で銀粉が見られます。
水中化すれば大化けする事受け合いです。
自生地への入り口付近、やっと二次林を通過して原生林の取り付きに到達しました。
:左側の写真はクリックで拡大します。
2012年8月23日木曜日
Buce. sp. "Achilles" Kalimantan
ド迫力の ”アキレス” 登場
スマトラの渓流やマレーシアの高地産のホマロメナ属のようです。
特徴はトンガリ帽子のようなピンクの花と切り立ったような葉脈です。
これは緑葉の個体です。
花が無ければホマロメナのようですが、花はブケ類に間違いありません。
この日本種は多くの花を掲げており圧倒されました。
本当に素晴らしい一日でした。
こちらは黒葉の個体です。
多くは青味の強い黒葉でした。
カリマンタンの"モノノケ神"は素晴らしい新種のブケを私の眼前にもたらしてくれました。
Buce. sp. "Aurora" Kalimantan
アウローラ登場
何か胸をキュンと締め付けられるような可憐で美しいブケです。
出遭った瞬間自分の目を疑いました。
緩やかに波打った葉にはびっしり銀粉が敷き詰められています。
花は頂点付近のピンクが素敵です。
完全水上葉の群落です。
苔生した花崗岩の上で輝いています。
密林の宝石のようです。
こちらは唯一水面に在った小群落です。
葉は長く変化しています。
完全な水中群落は見られませんでした。
:左の写真はクリックで拡大します。
2012年8月21日火曜日
Buce. sp "5" Melawi
2012年8月20日月曜日
Buce. sp. "Silver Powder" by EXPERTEN
2年ほど前の採取品です。
日本のK氏から"シルバー・パウダー"の仕上り後の画像の差し入れを頂きました。
栽培も撮影もマエストロの域に達しています。
カメラは何とRICHOのコンパクトCX-5、自然光との事です。
他の植物の栽培も無理を言ってお願いしましたので仕上りが楽しみです。
今後の励みになりま す。
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